04

会いたくて震える

youtu.be

 

男が自意識に苛まれた挙句、何も言えなくなってしまった時代に、

女たちは何も気にすることなくストレートに言葉を生み出していく。

言いたいことを言っている。

 

 

www.youtube.com

薄っぺらい歌詞ばかり書くと、「会いたくて震える」西野カナがバカにされているけれど

薄っぺらい言葉しか届かない人たちもいる。

 

文学的な重みのある言葉や、内面の危機から絞り出されたような言葉もよい。

重さのある言葉を受け止めることができる人たちにとっては、刺激的に感じられるだろう。

しかし、そんなに強い人間ばかりではない。言葉を咀嚼するのにもパワーがいる。

理解力がなかったり、心が弱っていたり、言葉を咀嚼する楽しみを持てない人もいる。

 

文学的重厚さがなくても、解釈する楽しみがなくても、言葉は優劣なく、言葉である。

薄っぺらい言葉もよい。ストレートで力強い。

何より、弱者に届けることができる。

言葉にたいして、もっと素直になっていいんじゃないか。西野カナみたいに。

 

www.youtube.com

 

含蓄があり比喩的な言葉は詩的であると言われる。

一方で、誰にでも理解できる語彙で、素直に心情や考えを表した言葉も、詩としての価値がある。

詞だからって身構える必要はない。

女性のほうが、そのことをよく理解しているんじゃないかと、最近の音楽を聴いて思う。

 

自分の気持ち、そんなに武装した言葉で表現しなくても、いいんじゃないか。