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ちょっと前を向く

ばっくれ出社拒否エントリ続き。

 

【目次】

 

上司が飲みにつれていってくれた

わざわざ僕の最寄り駅まできて飲みに連れて行ってくれた。

結論から言うと、どうしようもない僕を引き止めてくれた。

「君の将来を考えるとやはりもったいない。一日あげるのでもう一度考えなさい。」とのことだった。

もう頭がなんだかよくわからなくなっていたので、実家に帰って親と相談しますと伝えた。

 

そして、「君も将来誰かを養うんだから、逃げてばかりいないでちゃんとしたほうがよい」という話の流れで、どうせならわかってほしいという気持ちが強くなり彼氏がいますという話をした。

 

夜の海を観に行った

アルコールと後悔の念とその他いろいろで、頭がたいへんなことになっており、混乱していたので上司と別れたあと、摩耶埠頭に海を観に行った。

阪神高速のあかりに照らされてきらめく夜の水面がきれいだった。

二年間、僕はこの水面に今まで何回も救われてきた。

 

そして、県立美術館の裏に寝転がり空をながめた。

頭を落ち着かせるには自然に頼るしかなかった。

 

実家に帰った

自分ではもうどうしようもないところまで阿呆がきていたので、助けを求めようと翌日実家に帰った。

途中、「こんな情けない失態を親に晒していいものか」と気弱になり大阪駅構内をさまよった。

不安と希望を抱き、未来の入り口へと足早に歩みをすすめる就活生をながめた。

もう一人では何かを考えることや判断することができなくなっていたので、大阪駅で立ち止まっている旨を彼氏に相談した。

一時間ほどして彼氏から返事がきて、勇気がでたのでそのまま電車に乗った

 

おかんに話した

実家につくと、「いろいろあって会社いってない」と声を震わせ切り出し、ぼろぼろ泣きながら話をきいてもらった。

正直な気持ちを話し、どうしようもなくなったことを謝罪し、そして諸々の感謝を伝えた。

どうしようもない僕におかんは優しかった。

「好きなようにしたらよい。一度立ち止まってもいいんじゃないか。」とのことだった。

泣いて話をきいてもらいアドバイスをもらったことで気持ちが楽になった。

僕がどうしようもないほうでも、味方してくれる人がいることが心強かった。

 

夕方になり、おかんの飯を食べて、風呂に浸かり、そして帰った。

上司にはやっぱり辞めますと伝え、引き継ぎ等で明日出社することになった。

 

おかん、僕がゲイであることを知ってた

談話の最中、「こんなときになんやけど、男の人が好きなんか」とおかんが切り出してきた。

 

ゲイとして、僕の中の人生の方針として、へんに負担をかけたくなかったので、親にカミングアウトをするつもりはなかった。

しかし、ばれているなら仕方なかった。

 

今までのこと、いろいろ話をし、おかんの気持ちも聞いた。

話してみればあっけなかった。

 

 

寂しい人生をおくっていると親に心配させているんじゃないかと気がかりだった。

自分の人生にはその時々で大切なパートナーがいて、いろんな経験をし、ある程度には豊かであると伝えられないことに今までは少しもどかしさがあった。

自分の人生が豊かであると伝えることは、親へ感謝を伝えることでもある。

感謝を伝えきれていない気持ちがしていた。 

自分の人生の出来事を親とシェアすることができるようになり、今は結果的に良かったと思える。

 

 

これから先、どういう関係に変容していくかはわからないが、良好な関係を保てるよう努力したい。

 

そんで、

彼氏や親に、今回のことでいろいろ迷惑をかけたり頼ったりした。

いつになるかわからないが大人になって親孝行したい。

もうちょっとまともな大人になりたい。

 

と思いつつも明日ちゃんと出社できるか不安だ。